Samsung Galaxy(サムスン ギャラクシー)は、サムスン電子が設計・開発・製造・発表・発売しているスマートフォン、タブレット、ウェアラブル製品などのブランド名である。単にGalaxyと言う場合、このスマートフォンを指すことが多い。
製品ラインナップ
Galaxyスマートフォン / タブレット
Galaxyスマートフォン / タブレットシリーズの製品名は『Galaxy+カテゴリ+オプション』の3つで構成されている。
スマートフォン/タブレットカテゴリ
- S (Super Smart、スーパースマート) – フラッグシップモデル。最新技術の採用や最先端のCPUを搭載するなど、世界的に見ても最高クラスの性能を誇る。
- Note – 大型のディスプレイと内蔵式のペンを搭載し、ペン入力に対応したモデル。性能面はSとほぼ同等で、Sシリーズと並ぶもう一つのフラッグシップモデルとなっている。ファブレット(大画面スマートフォン)という分野を確立させた。8~10インチのタブレット端末にもNoteを名乗るモデルがあったが、内蔵ペン以外に共通点は少ない。
- Fold / Z – 折りたたみスマートフォン。サブディスプレイと折りたためる2つのディスプレイを搭載している。初代モデルは、Galaxy UNPACKED 2019で発表された。また、Galaxy Noteシリーズ以来、約10年ぶりに誕生したフラグシップシリーズである。
- A – メインミッドレンジシリーズ。新興国などで展開。ミッドレンジシリーズは複数存在したが、最近では主にAが各国で展開されており、ミッドレンジモデルのラインナップもAシリーズに統一・整理する動きがある。日本においても、J、Feelに代わり、Aシリーズを直接展開するようになった。また、2018年頃からフラグシップシリーズよりも先にGalaxy Aに最新技術が採用されることもあり、世界初のクアッドカメラを搭載したGalaxy A9(2018年)、ポップアップ回転式カメラを搭載し、完全全画面を実現したGalaxy A80(2019年)などがある。
- M – ミッドレンジシリーズ。主にインドなどで展開。
- Tab – タブレット端末。性能面はSとほぼ同等のもの(Tab S)もあれば普及価格帯でペンを搭載しないもの(Tab Aなど)もある。Tab S3以降はSペンが付属するようになり、ペン入力にも対応した。
- Feel - 2017年〜2019年まで日本向けに展開していたミッドレンジモデル。2019年は新製品の発表はなく、Galaxy Jなどと同様に事実上Galaxy Aへ統合された。
- W – 中国限定のフラグシップモデル。中国電信とGalaxyの提携事業による「心系天下」ブランドで展開する。Androidを搭載したフィーチャー・フォン型端末や、Galaxy Fold 5Gの心系天下版であるGalaxy W20 5Gなどがある。
- J – ミッドレンジモデル。もともとは日本向けシリーズとして始まり、日本においては、SC-02F等日本市場向けの意味で使われていた。日本での展開がなくなってからも、ミッドレンジモデルとして様々な新興国で広く展開していたが、2019年にAシリーズに統合された。
- E / C – ミッドレンジモデル。新興国などで展開。Cは主に中国向け。両方ともすでに廃止となっている。
- Folder – テンキー搭載の二つ折りモデル。
オプション
- Ultra – 画面サイズを+より更に大きく、メインカメラやインカメラの機能拡充・性能底上げなど何らかの機能を追加したもの(例:Galaxy S20 Ultra)。
- + / Plus / Pro – 画面サイズを一回り大きくしたもの(例:Galaxy S6 edge+)やメインカメラの機能拡充・性能底上げなど何らかの機能を追加したもの(例:Galaxy S9+)。または既存モデルの改良機種(例:Galaxy S2 Plus, Galaxy J3 Pro)。現在は、「+」が多く用いられ、「Plus」は使用されない。
- e – 廉価版モデル。S10eなど。
- s – 基本性能をブラッシュアップしたもの。A10sなど。
- Lite – ディスプレイ品質などはフラグシップモデルよりも低いが、カメラ性能などは底上げされている。S10 Liteなど。現時点では、SシリーズとNoteシリーズのオプションモデルとしてリリースされているが、発売国が限られており、性能面でもハイエンドとミドルレンジの間のような位置付けとなっている。
- 5G – 次世代の通信規格「第5世代移動通信システム」に対応(※一部の国のキャリアのみ販売)。
- edge – 曲面ディスプレイ搭載モデル。
- Neo – 既存モデル(主にハイエンドモデル)の本体サイズやデザインはそのままに、若干スペックダウンさせ、その分価格を抑えたモデル(例:Galaxy Note 3 Neo)。
- Active – 既存モデルに防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810G)準拠の耐衝撃性能などを備えたモデル(例:Galaxy S5 Active)。
Galaxy Wearable
Galaxy Wearable(ギャラクシーウェアラブル)は、Galaxyのウェアラブル端末のシリーズである。主な製品は、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンなど。 2018年8月9日に開催された「Galaxy UNPACKED 2018」でGearブランドではなく、携帯電話端末と同じGalaxyブランドで展開することが正式に発表された。
ウェアラブル製品カテゴリ
- Watch – Galaxyのスマートウォッチシリーズ。Galaxy Watchなどがあり、旧GearシリーズではGear S3などが同様のものに該当する。
- Watch Active – Galaxyのスマートウォッチシリーズとして存在するが、フィットネスの機能が強化されている。旧GearシリーズではGear Sportsなどが同様のものに該当する。
- Fit – Galaxyのフィットネストラッカー。廉価版モデルとして「Fit e」も存在する。旧GearシリーズではGear Fit2などが同様のものに該当する。
- Buds – Galaxyのワイヤレスイヤホン。旧GearシリーズではGear IconXなどが同様のものに該当する。
機能
主な機能
ディスプレイ
マルチタッチスクリーンによって外部入力装置(キーボードやマウス、スタイラスペンなど)を用いなくても指を使用することで操作できる。主な操作はタップ(指で軽くたたく操作)、フリック(指ではじく操作)、ピンチ(指で軽くつまむような操作)の3つである。Galaxyシリーズのスマートフォンは初代から有機ELのディスプレイを採用しており、ハイエンドモデルで一度も液晶を使用したことがない数少ないシリーズである。画面輝度やブルーライトへの対処など代を重ねるごとに進化してきている。また、有機ELのブランド名は長らく「Super AMOLED」だったが、Galaxy S10シリーズでは新たにピーク輝度の向上やHDR10+規格、DCI-P3カバー率100%に対応した「Dynamic AMOLED」となっている。その他、Galaxy S8シリーズからは「Infinity Display」と付名された全画面ディスプレイを採用しており、年々進化している。Galaxy S10シリーズでは「Infinity O Display」というディスプレイの右上にサブカメラがくり抜かれた(パンチホールカメラ)デザインとなっている。他にも、ディスプレイ上に切り欠き(ノッチ)がある「Infinity U Display」と「Infinity V Display」や、ポップアップ回転式カメラなどを使用することで完全全画面を実現した「New Infinity Display」がGalaxy Aシリーズなどで採用されている。また、Galaxy Foldでは折りたためる有機ELディスプレイ「Infinity Flex Display」が採用されている。
無線接続
無線LAN(Wi-Fi)、無線WAN(LTE(4G)等)、無線PAN(Bluetooth)などが利用できる。NFC等を利用した電子決済なども使用可能である。一部機種ではWi-Fi 6や5Gなどの世界に先駆けた次世代通信が利用可能。
有線接続
Galaxy S8シリーズからすべてのフラグシップシリーズとほとんどのミッドレンジシリーズにおいてUSB Type-Cが採用された。これにより高速な接続や端子の表裏がなく、シームレスに接続できるという利点が生まれた。また、iPhoneやXperiaなど主要なスマートフォンが3.5mmイヤホンジャックを廃止する動きがある中でもフラグシップシリーズでは2019年のGalaxy S10シリーズまでは搭載し続けたが、Galaxy Note10で廃止された。
音声通話とビデオ電話、連絡先
基本的な音声電話とビデオ通話は純正アプリの「ダイヤル」などから行える。「ダイヤル」では基本的な機能として連絡先管理とキーパッドを利用した発信ができる。また、スポット機能を利用すると付近の店舗などとすぐに連絡を取り合うことができる。また、「ダイヤル」以外に「連絡先」という純正アプリも存在する。こちらはより連絡先管理に特化したものである。その他、留守番電話サービスの利用には携帯電話キャリアのサービスの契約を行っている必要がある。また、通話やビデオ通話はLINE通話やGoogle Duo、Skypeなどのサードパーティー製アプリ・サービスを使用することもできる。
SMS(ショートメッセージサービス)
SMSの送受信にはGalaxy純正の「メッセージ」アプリまたはプリインストールされている携帯電話キャリア3社が合同で提供する「+メッセージ」などが使える。(+メッセージはRCS対応。)また、Googleが提供する「メッセージ」などサードパーティー製アプリを使用することも可能。
インターネット
標準搭載となっているGalaxy純正アプリである「Galaxyブラウザ」はChromiumをベースとしたインターネットブラウザであり、2015年からはGoogle Playストアでのインストールができるようになり、最近ではTizenOSを搭載するGalaxyのスマートウォッチでも使用可能になった。ナイトモードや広告ブロック機能などが使える。また、他社製Androidスマートフォンと同じようにGoogle製のChromeもプリインストールされている。その他サードパーティー製ブラウザアプリの利用も可能。
メール(MMS)
国内版でプリインストールされているのは携帯電話キャリア製のメールアプリとGmailである。その他Galaxy純正の「Eメール」アプリで複数のメールアドレスを一括管理できる。
写真/動画撮影
プリインストールされている写真撮影アプリはGalaxy純正の「カメラ」アプリである。モードの数は機種によって異なるが、約10個程度用意されている。One UIの導入に際し、横にスライドしてモードの切り替えるUIになった。保存先には内部ストレージのほかに外部SDカードを選択することができる。撮影はアプリ上に配置された撮影ボタンや音量調節キーのほか、フローティング撮影ボタンを使用したり自分の声(音声)や手のひらを向けることで撮影したりする機能もある。また、プロモードを使用すると、ISO感度、F値、ホワイトバランスなどの細部の調整が可能になる。 最近の機種ではデュアルアパチャー(可変絞りレンズ)を用いた写真撮影、動画の4K撮影やHDR(ハイダイナミックレンジ)の最新規格HDR10+やスーパー手ブレ補正機能、スーパースローモーション機能などを利用した動画撮影、ライブフォーカス機能を使用した背景ボケ写真の撮影、光学ズームや超広角画角などでの写真撮影、ナイトモードやナイトハイパーラプス撮影などが可能である。その他、インカメラ、アウトカメラ両方でAR Emojiが利用でき、自分の顔に似たアバターやディズニーキャラクターのアバターを使用して写真や動画を撮影したり、スタンプにしてGIFとしてSNSなどに投稿したりできる。
画像/動画の鑑賞・管理・編集
カメラで撮影した写真や各所からダウンロードした画像、スクリーンショットした画像などさまざまな画像・動画はプリインストールされているGalaxy純正の「ギャラリー」アプリでみることができる。編集機能が使用できるほか、Bixby Visionを利用して画像内の検索を行うことができる。また、写真の自動解析によって写真を用いたストーリーやコラージュの自動作成ができる機能もある。動画は「ビデオ」アプリでの管理も可能。編集機能を使用すると、比率の変更やサイズ変更、なげなわ機能を使用した切り取りやエフェクトの実装、スタンプやテキストの挿入、様々なペンを使用したイラストの挿入、さまざまなタイプのモザイクの追加、明るさや露出、コントラスト、彩度、色合い、ホワイトバランスの調整などができる。編集アプリはOne UI導入前は「フォトエディタープロ」や「ムービーメーカー」など別に純正で用意されていたが、One UI導入後は統合及び廃止されている。Galaxy S20シリーズでは、簡単に画像クロップができるQuick Cropや、自分で好きなフィルターを作れるCustom Filterなどの機能が追加された。
地図
プリインストールされているGoogle Mapsを使用するのが一般的であるが、サードパーティー製アプリの使用ももちろん可能である。
音楽・音響
プリインストールされているGalaxy純正の音楽管理アプリ「Galaxy Music」では端末内の音楽データの管理ができ、アーティストやアルバム別のタブがある。また、イコライザー機能を使って音質などを好みに変更することができる。ほかにも、Spotifyとの連携もできる。その他、Galaxy S9シリーズ以降のハイエンドモデルはDolby Atmosに対応している。なお、ハイエンドモデルではGalaxy S10シリーズまで3.5mmイヤホンジャックがあり、対応したイヤホンを使用することができる。フラグシップシリーズのスマートフォン製品に付属する有線イヤホンは、Galaxy S8からAKGチューニングのものとなっている。その他、ワイヤレスイヤホンであるGalaxy BudsもAKGチューニングとなっている。
録音
プリインストールされているGalaxy純正の録音アプリ「ボイスレコーダー」では、標準、インタビュー、音声-テキスト変換の3つのモードから録音ができる。録音品質は256kbps・48kHzまでに対応する。
バッテリー
Galaxyスマートフォンのバッテリー容量はスマートフォンの高機能化に伴い、年々増加している。Galaxy純正の「デバイスケア」アプリでバッテリーの使用量や使用状況、パワーモードの変更などが行える。また、Galaxy S10シリーズでは「ワイヤレスパワーシェア」機能が搭載され、他のワイヤレス充電対応デバイスに給電することができる。
ヘルスケア・健康管理
プリインストールされている健康管理アプリはGalaxy純正の「S Health」である。歩数、心拍数などの計測や記録のほか、食事や体重、各スポーツに合わせたトレーニングの記録などもできる。Galaxyのスマートデバイス、サードパーティー製アプリや他社製の健康デバイスとも連携する。
電子決済
Samsung Payに対応しており、NFCを用いたクレジットカード決済が利用できる。米国、韓国、中国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、ロシア、イギリス、イタリア、フランスなど様々な国で利用できる。
日本向けモデルはFeliCa、おサイフケータイに対応しているものが多く、様々なクレジットカードや交通系ICカード、ポイントカードなどと提携しているGoogle Payなどが使用可能である。ただし、2019年現在、Samsung Payには非対応である。
文字入力
純正のGalaxyキーボードが標準搭載であるが、サードパーティ製のものも、もちろん利用可能である。また、Galaxyスマートフォンでは、絵文字の取り扱いが国や携帯電話キャリアによって異なり、Samsung製の絵文字が標準となっている国と、Google製の絵文字が標準となっている国がある。日本向けの端末では、基本的にはGoogle製の絵文字を利用するが、携帯電話キャリアが製作した絵文字がGoogle製絵文字に混じって表示される場合もある。
ホーム画面
アプリケーションはホーム画面及びアプリ画面に表示される。ホーム画面は壁紙、グリッドの変更などが可能。また、ウィジェットの貼り付けも可能。ホーム画面の壁紙は自分の写真を利用するか、専用のものをダウンロードして使用する。(ロック画面では、15秒以内の動画も設定可能である。)専用の壁紙・テーマのダウンロード元として一般的なのは純正テーマストアの「Galaxy Themes」でのダウンロードである。壁紙以外にも端末全体のテーマやアプリアイコンなどが購入・ダウンロードできる。サードパーティー製ホームアプリももちろん利用可能。
センサー
Galaxyスマートフォンには主に、指紋認証センサー、加速度センサー、近接センサー、気圧センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、RGBライトセンサー、ホームボタン感圧センサー、心拍数(血圧)センサーなどが搭載されている。(機種によって搭載していないものもある。)
セキュリティと生体認証
端末はAndroidの標準セキュリティシステムとGalaxy独自のKnoxシステムによって保護される。画面ロックにはパスワード、PIN、パターンのほか、生体認証が使用できる。主にGalaxy S7 edgeまでのハイエンドシリーズは指紋認証のみの対応だったが、Galaxy S8シリーズから顔認証、虹彩認証も使用できるようになった。Galaxy S10シリーズでは虹彩認証を廃止し、顔認証と指紋認証のみとなったが、画面内に超音波式指紋認証センサーを内蔵することによって画面上での指紋認証が可能になった。
アクセシビリティ機能
Galaxyには複数のアクセシビリティ機能がある。
- 音声アシスタント
端末側が音声フィードバックを提供し、視覚障害のあるユーザーを支援する。
- ハイコントラストテーマ
読みやすく、視認性を高めるために、暗い背景に明るい色のコンテンツのテーマを使用することができる。
- ハイコントラストフォント
画面上のフォントの色や輪郭を調整し、テキストと背景のコントラストを高めることができる。
- ハイコントラストキーボード
さまざまな高コントラストキーボードオプションが利用できる。これにより、Galaxy標準キーボードのサイズが大きくなり、キーの色が変更され、テキストと背景のコントラストが高まる。
- ボタン形状の表示
テキストだけで表示されるボタンについて、輪郭を表示することで視認性を高めることができる。
- ネガポジ反転
画面の色を反転させることで、視認性を高めることができる。
画面の色設定を「グレースケール」、「第一色弱(赤緑)」、「第二色弱(緑赤)」、「第三色弱(青黄)」、「カスタマイズカラー」から選択することができる。彩度の変更も可能。
- カラーレンズ
白背景での視認性の低下を改善するため、画面全体に色フィルターをかけることができる。さまざまな色を選択でき、不透明度も調整できる。
- ルーペウィンドウ
ONにすると、画面上のコンテンツが簡単に拡大できるようになる。
- フォントサイズとスタイル
フォントのサイズやスタイルの変更が可能。
- スクリーンズーム
画面上のアイテム(要素)の大きさを調整できる。
- ルーペのウィジェット
ルーペウィジェットでは、デジタルズーム、カラーオプション、カメラを使用したキャプチャなどが利用できる。
- 音を検出して通知
赤ちゃんの泣き声やドアチャイムの音を検出すると、視覚的なポップアップとバイブレーションで通知する。
- すべてのサウンドをミュート
ONにすると、スマートフォンのすべての音がミュートになる。
- 補聴器のサポート
補聴器を利用して、聞こえにくさや音質を改善する。ほとんどのGalaxyデバイスが対応しているM3/T3の規格を使用する。
- 左右のサウンドバランス
聴覚の好みに合わせ、左右のサウンドバランスを調整できる。
- モノラルオーディオ
ステレオサウンドをモノラルに統合することができる。単一のイヤホンがより便利な場合や、聴覚の好みに合わせる場合に使用。
- 音声読みあげ
ボイスレコーダーでは、録音した音声をテキストに変換し、読みあげることができる。
- ユニバーサルスイッチ
外部スイッチを接続したり、画面をタップしたり、頭の動きと顔のジェスチャーを使用することで、タッチスクリーンを制御・操作することができる。
- アシスタントメニュー
アプリ、機能、および設定にアクセスするための補助的なショートカットアイコンを表示することができる。アイコンの補助メニューをタップすると、簡単にスマートフォンを操作することができる。
- 入力操作制御
自動回転、通知ブロックなどの機能を制御できるほか、画面上の任意の領域を選択してタッチ操作をブロックすることができる。
- タップの認識時間
入力操作がタップとして認識されるまでの時間を調整することができる。これにより、意図しないタップ操作の間違いを減らすことができる。
- 繰り返しのタッチを無効化
繰り返しのタッチを無効化することで、最初のタッチ後の期間中に繰り返されるタッチを無視する時間を設定することができる。
- 通話の応答と終了
通話の応答と終了を物理キーで行うことができる。
- 簡単な画面オン
スマートフォン上部に手をかざすことで画面をオンにすることができる。
- フラッシュ通知
カメラのフラッシュを利用して、通知を受信した際やアラームがなっているときに点滅して通知することができる。
- 通知リマインダー
事前に設定した間隔でチェックしていない通知をアラートするようにデバイスを設定することができる。
NFCタグを使用して、ラベルを添付することにより、類似した形状のオブジェクトを区別できる。音声録音を録音してNFCタグに割り当てることで、スマートフォンをNFCタグの近くに置くと音声録音が再生される。
- アクセシビリティ設定をリセット
他の設定に影響なく、アクセシビリティ設定のみをリセットすることができる。
AIアシスタント
プリインストールされているAIアシスタントアプリケーション及びサービスはGalaxy純正の「Bixby」とGoogle社製の「Googleアシスタント」の2つである。主に画面内検索(GoogleレンズやBixby Visionを使用)や音声による検索、端末のコントロール、外部機器の操作、雑談などが行える。
外部アプリのインストール
外部のアプリケーションをダウンロードすることで、機能の拡充などが行える。設定内で許可すれば提供元不明のアプリケーションも導入できるが、Googleの「Google Play」やGalaxy純正ストアの「Galaxy Store」を使用するのが一般的である。
移行サービス
Galaxyスマートフォンにおける移行サービスとして純正の「Smart Switch」が用意されている。他のAndroid搭載スマートフォン、iOS搭載のiPhone、Windows搭載スマートフォンなどからアプリデータ、写真、音楽、設定など様々な内容を引き継げる。
オペレーティングシステム
Galaxyに採用されているOS
Android
GalaxyスマートフォンやGalaxyタブレットはGoogleのAndroidを採用し、独自のユーザーインターフェイス(UI)を実装している。アップデートを迅速に行うGoogle主導のプロジェクト「Project Treble」には参加していないが、発売から2年〜3年間ほどのアップデートがなされている。
Tizen
Galaxyのスマートウォッチ製品は、LiMo Foundation、Linux Foundation、Samsungが主導するTizenプロジェクトによるOS「Tizen」が採用されている。スマートウォッチの中では、Wear OS by Googleを採用していない希少なシリーズである。アプリストアは、Galaxy純正の「Galaxy Store」が利用でき、Google Playは利用できない。
Windows
Galaxyのパーソナルコンピュータ製品は、MicrosoftのWindowsを採用している。2019年8月には、Microsoftとの直接的な提携が発表され、GalaxyスマートフォンやGalaxyタブレットとWindowsパソコンの連携をより利便性の高いものにしていくことが発表され、Galaxyスマートフォンに「Windowsにリンク」機能が標準実装された。
One UI
One UIはGalaxy向けに開発されたユーザーインターフェイス(UI)である。GalaxyのAndroid採用製品とTizen採用製品であるスマートフォン、タブレット、スマートウォッチのUIを構築する。SDC 2018で初め���発表された。これまでTouchWizもしくはGalaxy ExperienceとしてUIシステムが構築されてきたが、Android 9 PieよりOne UIとなった。
One UI (One UI 1.0、1.1、1.5)
2018年に発表され、2019年モデルから新たに導入されたOne UIでは、近年のディスプレイ縦長化に伴って画面下部に操作部分を集約することに最も重きを置いている。また、角ばったデザインが特徴的であった先代のGalaxy Experienceよりも丸みを帯びたデザインとなっている。
純正アプリアイコンの刷新 純正アプリアイコンはこれまで線をモチーフにしたデザインになっていたが、すべて刷新される。 ナイトモードの実装 コントロールパネルや純正アプリの背景色を白から黒に変更するモードが実装される。 純正アプリのインターフェイス変更 より直感的な操作ができるように、画面を表示領域と操作領域に分けることでスマホの大画面化が進む中でも指を動かす範囲をなるべく少なく済むよう設計されている。具体的には、主な操作部分やダイアログが下部に表示される。 一部アプリの統合・廃止 One UIの導入に伴い、純正楽曲制作アプリ「サウンドキャンプ」や純正映像編集アプリ「ムービーメーカー」、描画アプリ「アートキャンバス」などの一部純正アプリが統合または廃止された。
One UI 2
One UI 2は、SDC 2019で正式発表された。One UI 2では、Android 10に準じた追加機能などがあるほか、大幅にUIアニメーションが改良されている。(※一部の国やキャリアによっては、一部の機能をOSアップデートではないソフトウェアアップデートで提供)
アニメーションの改善 UIアニメーションが大幅に改善された。 着信通知や音量バーの最小化 着信時のポップアップ通知や音量バーは最小化され、画面に表示中の内容を阻害しにくいようになった。音量バーは、操作時のアニメーションも変更された。(通知の最小化については、設定でオンにする必要がある。) アクセシビリティ アクセシビリティに対応したキーボード等の機能を補強。設定項目も一新された。 ダークモードの改善 ナイトモードから名称が変更されたダークモードはディスプレイ上の画像、テキスト、色の明るさを細かく調整するようになった。また、Android 10に準じてダークモードの対象がサードパーティ製アプリにまで拡大している。 アプリアイコン アプリアイコンや、SmartThingsのアイコンなどに動くエフェクトが追加された。
(例1:SmartThingsで、スマートフォンと接続されているロボット掃除機を稼働させると、SmartThingsアプリケーション上で表示されているロボット掃除機のアイコンが動き始める。)
(例2:ソフトウェアアップデートを行っている最中は、設定アプリケーションのアイコンの歯車が回転する。)
また、純正アプリアイコンの色が少しビビットに調整されている。 カメラとギャラリー カメラのUIが大幅変更。モードをスライドで変更する形式に変わりはないが、一部モードを「モード」項に集約。これにより、モードの編集が行いやすくなった。また、インカメラでは、スローモーション、ハイパーラプスなどアウトカメラと同様のモードが使用できるようになっている。その他、ビデオエディターやAR DoodleといったGalaxy Note10シリーズ向けに提供されていた機能が他の端末でも標準で利用可能になる。 スマートロック画面 背景の画像にあわせ、これまでよりも正確に文字の色などを調整するようになった。また、ダイナミックロックスクリーンを利用すると、起動するごとに別の壁紙が表示される。 デジタルウェルビーイング デジタルウェルビーイングのUIは大幅に改善。円形状のインターフェースからバー形式に変更された。また、Android 10から導入された「フォーカスモード」も搭載している。 デバイスケア・ワイヤレスパワーシェア デバイスケアのUIは、デジタルウェルビーイングと同じように円形状のインターフェースからバー形式に変更された。バッテリーの項目からは、直接ワイヤレスパワーシェアにアクセスできるようになり、充電される側のデバイスが所定のパーセンテージに達したときに自動的にワイヤレスパワーシェアがオフになる機能などが追加された。 Galaxy Labs Galaxy Labsを正式サポート。File Guardian、Battery Tracker、Battery Guardian、App Boosterの4つの機能を備える。(APKではAndroid 9 Pieからサポート。) Daily Bixby HomeがDailyに置き換わり、ニュースやおすすめなどのカードを表示するようになった。 画面録画機能 画面録画機能が標準で搭載。コントロールパネルからアクセスすることができ、録画しながら画面に描画したり、インカメラの映像を画面録画映像の中に組み込むことができる。 その他
- Android 10から標準導入された「プライバシー」の設定項目を搭載している。
- Edge Lightingのエフェクトの設定画面が一新。新たなエフェクトも追加されている。
- アプリフォルダを開いた際のUIが改善され、Viewing Area(表示領域)とInteraction Area(操作領域)を分けるOne UI特有のデザインを踏襲している。
- 顔認証の精度などが改善されている。
- 壁紙を設定する際、One UI 1.xでは直接Galaxy Themesで設定する仕様だったが、One UI 2では壁紙の設定画面が簡素化された。
- アプリケーションの権限許可ダイヤログは下部に表示されるようになった。
- 画面の分割表示、ポップアップ表示の項目が画面下部に表示されるようになった。
- バッテリーの使用状況が過去7日間表示されるようになった。
- 時計のアラーム、世界時計、タイマー、ストップウォッチの設定項目が統合された。
- すべてのバックグラウンドアプリをクリアにする項目が自動最適化に追加された。
- ホーム画面のフォルダのカラーピッカーが簡素化された。
- 設定画面の「壁紙とテーマ」項目は「壁紙」と「テーマ」にそれぞれ分けられた。また、「プライバシー」、「ロケーション」の項目が追加された。
- Galaxy標準のカレンダーアプリでスタンプが使えるようになった。また、年、月、日付、および時間の選択の簡素化が図られた。
- マイファイルアプリでファイルを削除しても15日間は保存されるという機能が搭載された。(オフにすることも可能。)
- Galaxy標準のキーボードで、長押し→スライドの操作でカーソルを移動できるようになった。
- コントロールパネルに「Media」、「Devices」の項目が追加され、接続しているデバイスやメディアデバイスなどに簡単にアクセスできるようになった。また、コントロールパネルを最大限に広げた際の時計の表示が少し小さくなり、表示できるボタン数が増加している。
- 純正アプリ内などの検索窓などの丸みの大きさが微調整された。
補足
ロゴと表記
以前はすべて大文字のアルファベットで「GALAXY」と書かれたロゴが使用され、表記も「GALAXY」と「Galaxy」が乱立する状態であったが、2015年3月に発表されたGalaxy S6│S6 edge以降はロゴがより幾何学的なオリジナルフォントを用いたものに変更され、文字も「Galaxy」となっており、正式な表記も「Galaxy」で統一された。
Galaxyの公式体験施設
Galaxy Harajuku
東京都 渋谷区にあるGalaxyの常設体験型アミューズメント施設。カフェ、ハンズオンコーナー等がある。地上6階、地下1階で構成され、世界最大級の超大型Galaxy体験施設となる。日本で初めてショップ、サポートコーナーが設けられ、端末の修理、購入が可能。また、ファサードのデザインを吉岡徳仁、内装デザインは窪田建築都市研究所が担当している。入場、体験は無料でカフェでの飲食、製品の購入のみ有料。
詳細は「Galaxy Harajuku」を参照
Galaxy Studio / Showcase
Galaxyのスマートフォンやウェアラブル端末を無料で体験できる。世界各国の主要都市の駅やショッピングセンターなどで開催される。
詳細は「サムスン電子#Galaxy Studio / Showcase」を参照
その他
- Experience Store
アメリカ、ヨーロッパ、中国、シンガポールなど世界各国で展開。アメリカではニューヨーク、ヒューストン、ロサンゼルスの3箇所にある。常設の超大型〜大型ストアで、修理なども受け付けている。 - 837
ニューヨークにある常設の超大型体験施設。アート、ファッション、テクノロジー、スポーツをかつてない方法で組み合わせた施設、とされており、3階の高さにわたる巨大ディスプレイがメインステージに設置されている。 - KX
ロンドンにある常設の超大型体験施設。「It’s not a shop.」をテーマとし、「DoWhatYouCant」を体験できる場所だとされている。 - Digital Plaza
韓国やインドなどで展開する常設の大型〜中型ストア。フラグシップモデルからミッドレンジモデルまで多数の取り扱いがある。 - d’light
本社の一部を使用した常設の大規模ショールーム。「d’light Shop」での製品購入も可能。様々な展示・体験型アトラクションがある。 - S/I/M
歴史に触れたり、様々なプログラムが体験できる。
Galaxyの発表イベント
Galaxy UNPACKED
Galaxy Sシリーズ、Galaxy Noteシリーズ、Galaxy Wearableなどは「冬から春」、「夏から秋」の年2回開催されるGalaxy UNPACKEDイベントで発表されることが多い。会場は年によって異なるが、近年ではアメリカでの開催が多くなっている。また、フラグシップモデルの発表であるため、業界の大きな注目が集まる。世界各国から多くのマスメディアやテック系メディアが招待されるほか、一部地域からは抽選で選ばれた「Galaxy Members」の数名が招待される。
A Galaxy Event
年に数回行われるA Galaxy EventではメインミッドレンジシリーズであるGalaxy Aシリーズが発表される。Galaxy Aシリーズを主に展開する新興国で開催されることが多い。
Over the Horizon
Over the HorizonはGalaxyのテーマ曲としてGalaxy S2の発売年から制作され、その後はほぼ毎年アレンジが加えられ、公開されている。Over the Horizonは、YouTube上にミュージックビデオが公開されるほか、Galaxyスマートフォンにも発売年ごとのバージョンのものが収録されている。各年のテーマは以下の通りである。制作にあたっては様々なアーティストや楽団、またミュージックビデオ向けの出演者など、多数の人・団体が関与している。「Over the Horizon 2019」ではミュージックビデオに日本人でダイバーの二木あいが出演している 。
- 2011年 – Rock
- 2012年 – New Age
- 2013年 – Shmphony Rock
- 2014年 – Shmphony Rock(2013年と同じ)
- 2015年 – Orchestral Pop
- 2016年 – Fusion Jazz
- 2017年 – Crossover
- 2018年 – Nordic Orchestra
- 2019年 – Classical Crossover
ブランドスローガン
GalaxyシリーズのブランドスローガンとしてDoWhatYouCantが掲げられている。ブランドムービーや発表イベントなどでも使用されており、「これまでできなかったことに挑戦する」という意志が込められている。
デザイン
近年、Galaxyスマートフォンはデザインにも力を入れており、専門部門も持っている。また、デザインに関するストーリーはSamsung Design公式サイトでみることができる。そして、各国のデザイン賞を受賞することもしばしばである。日本でも、近年ではグッドデザイン賞を毎年受賞している。
セキュリティ
Galaxyスマートフォン、ウェアラブルデバイスのセキュリティにはAndroidまたはTizenの標準セキュリティシステムの他に、Galaxy独自のKnoxシステムが標準で組み込まれている。このシステムは製造段階から組み込まれているため、ユーザーは端末の初回使用時から利用できるほか、電源がオフになっていても機能する。
Knoxの基本機能
- ロック解除がなされていない状態では、データを暗号化し、元のデータは復元不可能にする
- 端末へ不正アクセスが行われた場合でもデータを取り出せないよう、すべてのコンポーネントにおいてデータを分離する過程を組み込むことで二重ロックとして機能
- マルウェアなどがカーネルに対して不正なアクセスを試みた場合、ランタイム保護によってリアルタイムでブロック
- ハードウェアの信頼のルート、セキュアブートとトラステッドブート、TIMA、SE for Android、Knoxコンテナなどの多層セキュリティ構造による個人データ保護
- 定期的なカーネルの測定とリアルタイムカーネル保護によって常に脅威となるリクエストをブロック
Knoxの認証・認定
Knoxはガートナーのセキュリティ評価において、認証方法、暗号化管理、職場の隔離、脱獄/ルート保護、アプリの監視と制御、安全なリモートアクセス、ポリシー管理、リモートヘルス認証などの複数の観点における調査で「Strong」評価を獲得した。(30の項目のうち27つでの獲得)また、FIPS 140-2(米国、カナダ)、DISA(アメリカ)、NCSC(英国)、ANSSI(フランス)、CCN(スペイン)、AIVD(オランダ)、NCSA(フィンランド)、ISCCC(中国)、STRK(カザフスタン)といった機関でも認定を受けている。(政府認証を含む)
Knoxのアプリケーションでの活用
セキュリティフォルダー、Samsung Pay、S Health、Galaxy Pass、GalaxyブラウザなどのGalaxy純正アプリケーションでもKnoxによって保護��れている。これは、あらゆる設定をしなくてもすべてのユーザーが利用できる。
法人向けKnox
企業やIT管理者向けのKnoxとして、Knox Configure、Knox Mobile Enrollment、Knox Platform for Enterprise、Knox E-FOTA、Knox Manageなどが用意されている。業務用に使用するGalaxyデバイスにおいてのセキュリティを強化したり、詳細な接続設定などができるほか、数千台以上のデバイスのセキュリティ設定を管理することができる。
各業界でのKnoxの活用
- 教育
教室内外で利用するGalaxyデバイスにおいて、生徒のゲームなどへのアクセスをブロックするほか、個人情報を多く含む教育機関における高度なセキュリティを提供する。 - 金融
顧客の金銭的情報などが多く含まれるGalaxyデバイスを保護するほか、ペーパーレスとなることで紙を適切に処理する手間を省くことができる。 - 政府
政府機関において、大量に使用するGalaxyデバイスを一斉に管理したり、強固なセキュリティを使用して各地の投票情報の送信に使用できる。 - 健康
ジムでのワークアウト管理や、病院での個人情報保護やデジタルカルテの管理、遠隔地との端末間での連携などに利用できる。 - 製造業
Knoxでカスタマイズされたセキュリティシステムを搭載したGalaxyスマートフォンを、試乗車などに設置した事例などがある。また、従業員が業務で使用する1000台以上Galaxyデバイスのセキュリティ設定を一括管理したりできる。 - 警察、消防、救急
多くの職員が業務で使用するGalaxyデバイスのセキュリティ設定を一括管理したり、データ保護によって機密情報を職員間で共有しやすくすることができる。 - スポーツ
チームメンバーやチームスタッフ間での情報共有を円滑にしたり、端遠隔地にある端末との連携をスムーズに行える。 - 交通、運送
ドライバーの業務用デバイスとの連携をスムーズにしたり、大量のデバイスのセキュリティ設定を一括管理することができる。また、ドライバーが業務用スマートフォンを紛失した際でも、リモートで捜索したり遠隔管理したりできる。
Knox以外のセキュリティシステム
アクセシビリティ
Galaxyのスマートフォン、スマートウォッチなどの製品では、「誰でもテクノロジーを活用できるように」を目的にさまざまなアクセシビリティ機能が搭載されている。
「Galaxy#アクセシビリティ機能」も参照
環境への配慮
1992年のSamsung環境宣言により宣言された「Planet First」によりGalaxyでは様々な環境に配慮する取り組みが行われている。特にプラスチックの削減に力を入れており、最新の持続可能性実現策の中で最終的には自社製品のプラスチック包装をすべて撤廃することを目標としている。実際に近年のGalaxyスマートフォン製品の箱、内部の包装などはほぼすべてが紙で構成されている。また、近年のGalaxyスマートフォンはグリーンマークの製品基準を満たしている。2019年には、国際連合(国連)とのパートナーシップにより、持続可能な開発目標(The Global GOALS、SDGs)の達成に向けた専用アプリ「Galaxy Global Goals」をリリースしている。このアプリではグローバル目標の統計や進捗状況をフォローしたり、それぞれの目標ごとに広告視聴による寄付、または直接寄付することができる。
スマートフォンにおける比吸収率
Galaxyスマートフォンにおける比吸収率(人体に吸収される電磁波の量の尺度)は比較的低く抑えられている。Statistaや各携帯電話キャリアが公表しているデータによると、Galaxyスマートフォンの比吸収率(SAR)は他社製スマートフォンよりも低くなっており、特にGalaxy Note8の比吸収率は1キログラムあたり0.17ワットで、最も比吸収率の低いスマートフォンとして知られる。
教育での活用
世界の様々な教育機関(特に大学)などでGalaxyスマートフォンが活用されている。また、日本では、2018年に早稲田大学にGalaxy Gear VRを提供・技術サポートを実施した事例などがある。また、国によって詳細は異なるが、学生や教育者への割引プログラムも用意されている。
エイプリルフール
Galaxy Mobile Japan公式Twitterアカウントは年によって、4月1日のエイプリルフールに合わせたジョークを発表している。
2018年
Galaxy Note8 SAKURA EDITIONを発表。世界の桜スポットと開花状況がわかる機能付きと紹介している。
2019年
Galaxy Note9 令和モデルを発表。この年の天皇の生前退位により、平成に代わる新元号「令和」が4月1日に発表されたのに合わせて発表した。ホーム画面には明治、大正、昭和、平成と各元号が描かれたアプリが配置されており、その時代の名場面が見られると紹介。さらに、Sペンは筆の書き心地を実現したとしている。販売台数は平成の数だけ31台とした。
2020年
新型コロナウイルスの流行による影響で、様々な企業がエイプリルフールの自粛を行ったため、その流れに乗る形となった。
市場における状況
世界市場
グローバル市場においては、2017年4~6月期に世界スマホ市場でシェア1位を守り、北米市場でもAppleから首位を奪還した。近年ではHuaweiやOPPO、Xiaomiなどの中国メーカーの猛追により徐々にシェアは下落傾向にあるが、いまだ世界1位の座を保持している。
詳細は「スマートフォン#グローバル市場の状況」を参照
日本市場
Galaxyは2013年半ばには日本のスマホ市場で10%を超えるシェアを握っていたが、iPhoneや日本メーカーのスマートフォンに押され2014年は5.6%、2015年は4.3%、2016年は3.4%と下落。順位もアップル、ソニー、富士通、シャープに続く5位にとどまっていたが、米調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)は2017年8月8日、2017年4~6月期に日本のスマホ市場で70万台のGalaxyが販売され、8.8%のシェアを記録したと伝えた。また、2017年6月上旬にNTTドコモとauから発売されたフラグシップモデル『Galaxy S8』シリーズが売れ、アップル、ソニーに続くシェア3位につけた 。
2019年には『Galaxy S10』シリーズが人気を集め、4〜6月期にアップルに次ぐ2位となる9.8%のシェアを記録し、約6年ぶりに10%に迫る高水準となった。
各国のGalaxyスマートフォンのシェア
- グローバル
21.8%、1位(Statista、2019 Q3)
21%、1位(Counterpoint、2019 Q3)
21.3%、1位(Strategy Analytics、2019 Q3)
21.8%、1位(IDC、2019 Q3)
22.4%、1位(Canalys、2019 Q3) - 🇯🇵日本
9.8%、2位(Strategy Analytics、2019 Q2)
6.65%、3位(Starcounter、2019.10) - 🇺🇸アメリカ
26.79%、2位(Statcounter、2019.10)
25%、2位(Counterpoint、2019 Q3) - 🇨🇳中国
1%、6位(Counterpoint、2019 Q1) - 🇮🇳インド
22.65%、2位(Statcounter、2019.10) - 🇫🇷フランス
39.57%、1位(Starcounter、2019.10) - 🇮🇹イタリア
35.12%、1位(Starcounter、2019.10) - 🇬🇧イギリス
29.12%、2位(Starcounter、2019.10) - 🇨🇦カナダ
29.82%、2位(Starcounter、2019.10) - 🇩🇪ドイツ
42.28%、1位(Starcounter、2019.10) - 🇦🇺オーストラリア
25.6%、2位(Statcounter、2019.10) - 🇪🇸スペイン
28.64%、1位(Starcounter、2019.10) - 🇷🇺ロシア
22.04%、1位(Starcounter、2019.10) - 🇰🇷韓国
64.58%、1位(Starcounter、2019.10) - 🇸🇬シンガポール
30.13%、2位(Starcounter、2019.10) - 🇭🇰香港
24.31%、2位(Starcounter、2019.10)
展開体制や市場への姿勢
日本におけるスマートフォンの展開体制
日本おいては主に大手キャリア向けにフラグシップモデルを投入しており、2010年にdocomoが国内初のGalaxyとなるGalaxy Sを発売し、2012年にはauもGalaxy S2 WiMAXを発売している。2019年には楽天モバイルでもフラグシップモデルの投入が発表され、2019年12月にはSIMフリー版のGalaxy S10も発売された。また、大手キャリア向けにはAシリーズなどのミッドレンジモデルも投入している(※ソフトバンクでのGalaxyの取り扱いは2015年のみ)。そのほか近年では、MVNOであるUQ mobileやJ:COM MOBILEにもミッドレンジモデルを投入している。その他、一部の家電量販店やECサイトなどでは、わずかに海外版が流通している。
日本におけるタブレットの展開体制
近年、日本では数年前まで販売していたタブレット端末の展開を正規販売は行っておらず、一部の家電量販店やECサイトなどでわずかに海外版が流通する程度であったが、2019年、J:COM MOBILEからGalaxy Tab Aが発売されたことで日本におけるタブレット端末の公式販売が約2年ぶりに行われた。しかし、依然Galaxy Tab Sシリーズ等ハイエンドのタブレット端末の販売は行われていない。
日本におけるウェアラブルデバイスの展開体制
近年では、スマートウォッチやワイヤレスイヤホン、ワイヤレスチャージャー、純正アクセサリーなどを家電量販店やGalaxy Harajuku、主要ECサイトなどで公式販売している。
日本における音響機器の展開体制
日本においては、2017年にサムスン電子の傘下となったハーマン・インターナショナルが持つAKGブランドの製品販売を2019年7月29日からGalaxyブランドのもとでGalaxy Harajukuや主要ECサイトの公式オンラインストアで行っている。
日本のSIMフリー市場に対する姿勢
2018年までは日本においてSIMフリー端末は出していなかった。サムスン電子ジャパンCEO(当時)の堤浩幸は、ITmediaのインタビューに対して、「きちんとしたタイミング、ニーズが高いタイミングで、しかるべきアクションは取っていきたいと思っています。お客さまの要求にマッチして、SIMフリーによって新しいサービス形態が出てくるなら、喜んで出していきたい。やらないのではなくて、きちんと見極めて、ベストなタイミングで考えていきます」と語っている。
2019年、日本において初となるSIMフリーのGalaxyとして、UQ mobileとJ:COM MOBILEから『Galaxy A30』が発売された(※auからもSIMロックのGalaxy A30は発売されている)。2019年の12月には、楽天モバイルが初めてフラグシップシリーズのSIMフリーモデルとしてGalaxy S10、Galaxy Note10+を発売した。
端末上のロゴ
2015年3月に発表して日本国内において販売されている Galaxy S6│S6edge以降のモデルには『SAMSUNG』のロゴがなく、日本における広告、ウェブサイトなどあらゆる面で会社名の表記はほとんどなく、日本ではブランド名である『Galaxy』を全面に出し、『SAMSUNG』という名称の露出を控えている。
Engadgetのインタビューにおいて、メーカー名ではなくGalaxyというブランド名を使う理由はなぜかと問われた際、サムスン電子の副社長であるイ・ヨンヒは、「Galaxyというブランドはグローバルでもポジティブ、革新的、無限の可能性を引き出してくれる、というイメージを持っています。サムスンは数多くの製品を展開していますが、そのメーカー名でスマートフォンの先進性をアピールしようとすると、どうしてもぼやけた印象を与えてしまうため、現在はGalaxyブランドを大々的に展開することに決めたのです」と答えている。
グローバルモデル
低価格帯で小型のGalaxy Pocket。
厚い外装で防水防塵に対応させたGalaxy Xcover 2。
アルミ外装のGalaxy Alpha。
Galaxy S8, Note 8, S8 +(正面)
Galaxy S8, Note 8, S8 +(背面)
Galaxy S10+の正面
Galaxy Note10、Note10+
世界各国で発売されるグローバルモデルをシリーズごとに記述。なお、初期の頃は「Galaxy」と「GALAXY」という2つの表記が混在していたが、この項での表記はすべて現在の「Galaxy」で統一する。
スマートフォン
Galaxy S シリーズ
Galaxy S(Super Smart)シリーズは、全世界のスマートフォン市場全体において最高クラスの性能をもつGalaxyシリーズのメインフラグシップシリーズである。冬から春のGalaxy UNPACKEDイベントで発表される。
2010 2011
- Galaxy S Hoppin [1月]
- Galaxy SL [2月]
- Galaxy S2 [5月]
2012
- Galaxy S2 WiMAX [1月]
- Galaxy S Advance [4月]
- Galaxy S3 [5月]
- Galaxy S Duos [9月]
- Galaxy S3 Progre [11月]
- Galaxy S3 Mini [11月]
- Galaxy S Glide [11月]
- Galaxy S3 α [12月]
2013
- Galaxy S2 Plus [2月]
- Galaxy S4 [4月]
- Galaxy S4 Active [6月]
- Galaxy S4 Mini [7月]
- Galaxy S4 Zoom [7月]
- Galaxy S4 Google Play Edition [6月]
- Galaxy S Duos 2 [12月]
2014
- Galaxy S3 Slim[3月]
- Galaxy S5 [4月]
- Galaxy S3 Neo [4月]
- Galaxy S5 Active [5月]
- Galaxy S5 Mini [7月]
- Galaxy S Duos 3 [8月]
- Galaxy S5 Plus [11月]
2015 2016 2017 2018 2019 2020
Galaxy Note シリーズ
Galaxy Noteシリーズは、絵の描画やメモ、写真撮影などがスタイラスペン(Sペン)によって行える、Galaxyのフラグシップシリーズである。また、ファブレット(大画面スマートフォン)の分野を開拓し、成功をおさめたスマートフォンとしても知られる。夏から秋のGalaxy UNPACKEDイベントで発表される。
2011 2012 2013 2014 2015 2016
- Galaxy Note7 [8月]
2017 2018 2019 2020
- Galaxy Note10 Lite [1月]
Galaxy Fold / Z シリーズ
Galaxy Fold / Zシリーズは、折れ曲がる有機ELディスプレイ「Infinity Flex Display」を搭載した、Galaxyの新機軸フラグシップスマートフォンシリーズである。初代モデルの発表は2019年2月。
2019 2020
Galaxy A シリーズ
Galaxy A(Alpha)シリーズはGalaxyのメインミッドレンジスマートフォンシリーズである。近年では、Sシリーズよりも先に最先端技術を採用することもある。多くのミッドレンジシリーズが展開されてきたが、Aシリーズに統一・整理する動きがある。年に何度か開催されるA Galaxy Eventイベントや公式ウェブサイトなどで発表される。
2014 2015
- Galaxy A7 [2月]
- Galaxy A8 [8月]
- Galaxy A3 (2016) [12月]
- Galaxy A5 (2016) [12月]
- Galaxy A7 (2016) [12月]
2016
- Galaxy A9 [1月]
- Galaxy A9 Pro [3月]
- Galaxy A8 (2016) [10月]
2017
- Galaxy A3 (2017) [1月]
- Galaxy A5 (2017) [1月]
- Galaxy A7 (2017) [1月]
2018
- Galaxy A8 (2018) [1月]
- Galaxy A8+ (2018) [1月]
- Galaxy A6 [5月]
- Galaxy A6+ [5月]
- Galaxy A8 Star [6月]
- Galaxy A7 (2018) [9月]
- Galaxy A9 (2018) [10月]
- Galaxy A6s [10月]
- Galaxy A8s [12月]
2019
- Galaxy A9 Pro (2019) [1月]
- Galaxy A30 [2月]
- Galaxy A50 [2月]
- Galaxy A10 [2月]
- Galaxy A20 [3月]
- Galaxy A40 [3月]
- Galaxy A70 [3月]
- Galaxy A2 Core [4月]
- Galaxy A20e [4月]
- Galaxy A80 [4月]
- Galaxy A40s [4月]
- Galaxy A60 [4月]
- Galaxy A10s [8月]
- Galaxy A20s [8月]
- Galaxy A10e [8月]
- Galaxy A30s [8月]
- Galaxy A50s [8月]
- Galaxy A90 5G [9月]
- Galaxy A70s [9月]
- Galaxy A01 [12月]
- Galaxy A51 [12月]
- Galaxy A71 [12月]
2020
- Galaxy A11 [3月]
- Galaxy A31 [発売月未発表]
- Galaxy A71 5G [4月]
- Galaxy A41 [5月]
- Galaxy A51 5G [発売月未発表]
Galaxy M シリーズ
Galaxy M(Millenial)シリーズは主にインド、韓国などに投入されているミッドレンジシリーズである。
2019
- Galaxy M10 [2月]
- Galaxy M20 [2月]
- Galaxy M30 [3月]
- Galaxy M40 [6月]
- Galaxy M10s [9月]
- Galaxy M30s [9月]
2020
- Galaxy M31 [2月]
- Galaxy M21 [3月]
- Galaxy M11 [4月]
Galaxy W シリーズ
Galaxy W シリーズは中国限定で投入されているフラグシップシリーズである。中国電信とGalaxyの提携事業による「心系天下(xinxitianxia)」ブランドによって展開されている。中国国内でのイベントにて発表。
2008
- Galaxy W699 [12月]
2009
- Galaxy W799 [12月]
2010
- Galaxy W899 [12月]
2011
- Galaxy W999 [12月]
2012
- Galaxy W2013 [11月]
2013
- Galaxy W2014 [11月]
2014
- Galaxy W2015 [11月]
2015
- Galaxy W2016 [11月]
2016
- Galaxy W2017 [11月]
2017
- Galaxy W2018 [12月]
2018
- Galaxy W2019 [11月]
2019
- Galaxy W20 5G [11月]
Galaxy J シリーズ
Galaxy J(Joy、Junior、Journey、Jewel)シリーズはGalaxyのミッドレンジシリーズである。日本向けシリーズとして始まり、近年、日本での展開がなくなってからも多くの国で長年販売されたが、2019年に廃止され、Aシリーズに統合された。
2013
- Galaxy J [12月]
2015
- Galaxy J1 [1月]
- Galaxy J5 [6月]
- Galaxy J7 [6月]
- Galaxy J2 [9月]
- Galaxy J1 Ace [9月]
2016
- Galaxy J3 (2016) [1月]
- Galaxy J1 Nxt [2月]
- Galaxy J1 Mini [3月]
- Galaxy J5 (2016) [4月]
- Galaxy J3 Pro [6月]
- Galaxy J7 (2016) [6月]
- Galaxy J Max [7月]
- Galaxy J1 Ace Neo [7月]
- Galaxy J2 (2016) [7月]
- Galaxy J1 (2016) [8月]
- Galaxy J5 Prime [9月]
- Galaxy J7 Prime [9月]
- Galaxy J1 Mini Prime [11月]
- Galaxy J2 Prime [11月]
2017
- Galaxy J3 Emerge [1月]
- Galaxy J7 V [3月]
- Galaxy J3 Prime [4月]
- Galaxy J3 (2017) [6月]
- Galaxy J5 (2017) [6月]
- Galaxy J7 (2017) [6月]
- Galaxy J7 Pro [6月]
- Galaxy J7 Max [6月]
- Galaxy J7 Nxt [7月]
- Galaxy J3 Luna Pro [7月]
- Galaxy J7 Sky Pro [7月]
- Galaxy J7+ [9月]
- Galaxy J2 (2017) [10月]
2018
- Galaxy J2 Pro [1月]
- Galaxy J7 Prime 2 [3月]
- Galaxy J7 Duo [4月]
- Galaxy J4 [5月]
- Galaxy J6 [5月]
- Galaxy J3 (2018) [6月]
- Galaxy J8 [6月]
- Galaxy J7 (2018) [7月]
- Galaxy J2 Core [8月]
- Galaxy J4+ [10月]
- Galaxy J6+ [10月]
- Galaxy J4 Core [11月]
Galaxy Feel シリーズ
Galaxy Feelシリーズは日本向けに展開していたミッドレンジシリーズである。2019年にAシリーズに統合された。
2017 2018
- Galaxy Feel2 [11月]
Galaxy On シリーズ
Galaxy OnシリーズはGalaxyのミッドレンジシリーズである。2019年にAシリーズ、Mシリーズに統合。
2015
- Galaxy On7 [10月]
- Galaxy On5 [11月]
2016
- Galaxy On5 Pro [7月]
- Galaxy On5 (2016) [8月]
- Galaxy On7 (2016) [9月]
- Galaxy On7 Pro [10月]
- Galaxy On8 [10月]
- Galaxy On Nxt [10月]
2017
- Galaxy On Max [7月]
2018
- Galaxy On7 Prime [1月]
- Galaxy On6 [7月]
- Galaxy On8 (2018) [8月]
Galaxy C シリーズ
Galaxy Cシリーズは、主に中国市場向けに展開していたGalaxyのミッドレンジシリーズである。 現在の公式販売はなく、廃止されている。
2016
- Galaxy C5 [6月]
- Galaxy C7 [6月]
- Galaxy C9 [11月]
- Galaxy C9 Pro [11月]
2017
- Galaxy C7 Pro [2月]
- Galaxy C5 Pro [3月]
- Galaxy C8 [10月]
Galaxy E シリーズ
Galaxy E(Elegant)シリーズは、Galaxyのミッドレンジシリーズである。このシリーズの端末はほとんどリリースされず、すぐにA、Cシリーズに統合された。
2015
- Galaxy E5 [1月]
- Galaxy E7 [2月]
Galaxy Core / Galaxy Grand シリーズ
Galaxy Core /Galaxy Grandシリーズは2013年から2015年の間にリリースされたミッドレンジシリーズである。このシリーズは主に2015年からJシリーズに統合された。
2013
- Galaxy Grand [1月]
- Galaxy Core [6月]
- Galaxy Core Plus [11月]
- Galaxy Grand 2 [12月]
2014
- Galaxy Grand Neo [1月]
- Galaxy Core II [7月]
- Galaxy Grand Prime [9月]
2015
- Galaxy Grand Neo Plus [1月]
- Galaxy Core Prime [6月]
2016
- Galaxy Grand Prime Plus [12月]
2018
- Galaxy Grand Prime Pro[1月]
発売年不明
- Galaxy Core LTE
- Galaxy Core Advance
Galaxy Mega シリーズ
Galaxy MegaシリーズはGalaxyの大画面シリーズである。現在は廃止されている。
2013
- Galaxy Mega 5.8 [5月]
- Galaxy Mega 6.3 [6月]
2014
- Galaxy Mega 2 [9月]
Galaxy Mini シリーズ
Galaxy MiniシリーズはGalaxyの小型スマートフォンシリーズである。現在は廃止されている。
2011
- Galaxy Mini [2月]
2012
- Galaxy Mini 2 [2月]
Galaxy Trend シリーズ
Galaxy Trendシリーズは短期間展開されたシリーズである。位置づけ不明。現在は廃止。
2013
- Galaxy Trend [9月]
- Galaxy Trend Lite [10月]
- Galaxy Trend Plus [12月]
Galaxy Ace シリーズ
Galaxy Aceシリーズは比較的限定的に展開されたシリーズである。位置づけ不明。現在は廃止。
2011
- Galaxy Ace [2月]
2012
- Galaxy Ace Plus [2月]
- Galaxy Ace 2 [2月]
2013
- Galaxy Ace 3 [6月]
2014
- Galaxy Ace Style [7月]
- Galaxy Ace 4 [10月]
Galaxy R シリーズ
Galaxy R(Royal)シリーズは主に台湾市場向けにリリースされたミッドレンジシリーズである。現在は廃止。
- Galaxy R [2011]
- Galaxy R Style[2012]
Galaxy Y シリーズ
Galaxy YシリーズはGalaxyの位置づけ不明のシリーズである。後にYoungシリーズとなる。現在は廃止。
- Galaxy Y [2011]
- Galaxy Y Duos [2012]
- Galaxy Young [2013]
- Galaxy Young 2 [2014]
Galaxy Pocket シリーズ
Galaxy Pocketは小型で低価格帯のミッドレンジシリーズである。現在は廃止。
- Galaxy Pocket [2011]
- Galaxy Pocket Plus [2011]
- Galaxy Pocket Neo [2012]
- Galaxy Pocket Duos [2012]
- Galaxy Pocket 2 [2014]
その他
- Galaxy(Original) [2009]
- Galaxy Spica [2009]
- Galaxy 3 [2010]
- Galaxy U [2010]
- Galaxy Neo [2010]
- Galaxy Pro [2010]
- Galaxy Precedent [2011]
- Galaxy Z [2011]
- Galaxy Rush [2011]
- Galaxy 5 [2011]
- Galaxy W [2011]
- Galaxy Fit [2011]
- Galaxy Gio [2011]
- Galaxy Prevail [2011]
- Galaxy Nexus [2011]
- Galaxy Discover [2012]
- Galaxy Reverb [2012]
- Galaxy Stellar [2012]
- Galaxy Appeal [2012]
- Galaxy Express [2012]
- Galaxy Golden [2013]
- Galaxy Express 2 [2013]
- Galaxy Fame [2013]
- Galaxy Star [2013]
- Galaxy Win [2013]
- Galaxy Win Pro [2013]
- Galaxy Star Pro [2013]
- Galaxy Fame Lite [2013]
- Galaxy Round [2013]
- Galaxy Light [2013]
- Galaxy V [2013]
- Galaxy V Plus [2014]
- Galaxy V2 [2014]
- Galaxy K Zoom [2014]
- Galaxy Centura [2014]
- Galaxy Avant [2014]
- Galaxy Folder [2015]
- Galaxy Active Neo [2015]
- Galaxy Folder2 [2017]
- Galaxy XCover [発売年不明]
- Galaxy XCover 2 [発売年不明]
- Galaxy XCover 3 [発売年不明]
- Galaxy XCover 4 [発売年不明]
- Galaxy XCover 4s [2019]
- Galaxy XCover FieldPro [2019.10]
- Galaxy XCover Pro [2020.1]
タブレット
Galaxy Tab Sシリーズ
- Galaxy Tab S 8.4(英語版)
- Galaxy Tab S 10.5(英語版)
- Galaxy Tab S2 8.0(英語版)
- Galaxy Tab S2 9.7(英語版)
- Galaxy Tab S3(英語版)
- Galaxy Tab S4(英語版)
- Galaxy Tab S5e(英語版)
- Galaxy Tab S6(英語版)
- Galaxy Tab S6 5G(英語版)
- Galaxy Tab S6 Lite(英語版)
Galaxy Tab Aシリーズ
- Galaxy Tab A [2015.3]
- Galaxy Tab A Plus [2015.3]
- Galaxy Tab A with S Pen [2015.4]
- Galaxy Tab A 8.0 [2015.5]
- Galaxy Tab A 9.7 [2015.5]
- Galaxy Tab A 7.0 (2016) [2016.3]
- Galaxy Tab A (2016) [2016.3]
- Galaxy Tab A 10.1 (2016) [2016.5]
- Galaxy Tab A 7″ (2016) [2016.5]
- Galaxy Tab A 10.1 (2016) with S Pen [2016.9]
- Galaxy Tab A (2017) [2017.9]
- Galaxy Tab A 10.5 [2018.8]
- Galaxy Tab A 10.1 [2019.3]
- Galaxy Tab A with S Pen 8.0″ (2019) [2019.3]
- Galaxy Tab A 8.0 (2019) [2019.7]
- Galaxy Tab A Kids Edition (2019) [2019.10]
- Galaxy Tab A 8.4 (2020) [2020.3]
Galaxy Tab / Tab Proシリーズ
- Galaxy Tab(英語版)
- Galaxy Tab 7.0(英語版)
- Galaxy Tab 7.0 Plus(英語版)
- Galaxy Tab 7.7(英語版)
- Galaxy Tab 8.9(英語版)
- Galaxy Tab 10.1(英語版)
- Galaxy Tab 2(英語版)
- Galaxy Tab 3(英語版)
- Galaxy Tab 4(英語版)
- Galaxy Tab Pro(英語版)
Galaxy Viewシリーズ
- Galaxy View
- Galaxy View2
Galaxy Tab Activeシリーズ
- Galaxy Tab Active Pro
Galaxy Tab Eシリーズ
- Galaxy Tab E 9.6
- Galaxy Tab E 8.0
Galaxy Noteシリーズ(タブレット)
- Galaxy Note 8.0(英語版)
- Galaxy Note 10.1(英語版)
- Galaxy Note 10.1 2014 Edition(英語版)
- Galaxy Note Pro 12.2(英語版)
スマートスピーカー
- Galaxy Home
- Galaxy Home Mini
スマートウォッチ
- Galaxy Gear
- Galaxy Gear 2
- Galaxy Gear 2 Neo
- Galaxy Gear Live
- Galaxy Gear S
- Galaxy Gear Fit
- Galaxy Gear S2
- Galaxy Gear S2 classic
- Galaxy Gear Fit2
- Galaxy Gear Fit2 Pro
- Galaxy Gear S3 frontier
- Galaxy Gear S3 classic
- Galaxy Gear S3 Frontier Golf Edition
- Galaxy Gear Sports
- Galaxy Watch(46mm)
- Galaxy Watch(42mm)
- Galaxy Watch Active
- Galaxy Fit
- Galaxy Fit e
- Galaxy Watch Active2(40mm)
- Galaxy Watch Active2(44mm)
- Galaxy Watch Active2 Under Armour Edition
- Galaxy Watch Active2 Golf Edition
ワイヤレスイヤホン
- Galaxy Gear IconX
- Galaxy Gear IconX (2018)
- Galaxy Buds
- Galaxy Buds+
ハンディカメラ
- Galaxy Gear 360 (2016)
- Galaxy Gear 360 (2017)
VR製品
- Galaxy Gear VR (2014)
- Galaxy Gear VR (2015.3)
- Galaxy Gear VR (2015.11)
- Galaxy Gear VR (2016)
- Galaxy Gear VR (2017.4)
- Galaxy Gear VR (2017.9)
スマートネックバンド
- Galaxy Gear Circle
プロジェクター機能付きスマートフォン
- Galaxy Beam i8520
- Galaxy Beam i8530
メディアプレイヤー
- Galaxy Player
ノートパソコン
- Galaxy Book 10.6(英語版)
- Galaxy Book 12.0(英語版)
- Galaxy Book2
- Galaxy Book S(英語版)
- Galaxy Book Ion
- Galaxy Book Flex
- Galaxy Book Flex α
- Galaxy Chromebook
デジタルカメラ
日本向けモデル
日本では携帯電話キャリアが取り扱うフラグシップモデルの「S」「Note」、ミッドレンジモデルの「A」が主力で、他はSIMフリー端末がわずかに流通する程度である。auからは「S」に細かな変更がなされたモデルが発売されていたが、auでもNote3以降の端末はグローバル版の仕様をほぼ踏襲している。
日本向けとして初めて投入された機種はNTTドコモ向けのGalaxy S SC-02Bで、しばらくの間はドコモ向けに独占投入されてきたが、2012年にはKDDI・沖縄セルラー電話連合(各au)向けにGalaxy S2 WiMAX ISW11SCが投入、2014年にはGalaxy Tab S 8.4/10.5のWi-Fiモデルが発売、ソフトバンク向けにGalaxy Tab4が投入された。
2019年にはMVNOのUQモバイル、J:COM MOBILE向けにGalaxy A30が投入され、楽天モバイル向けとなるGalaxy S10、Galaxy Note10+、Galaxy A7が投入された。
- A.x.xはAndroidのバージョン。
- ()は製品番号およびauの製造型番。
スマートフォン
NTTドコモ
全機種がドコモのフラッグシップモデルという性格上、最後までdocomo with seriesの機種が発売される事はなかった。日本向けに特化している富士通の「ARROWS X・NX」シリーズとは肩を並べていた。
KDDI・沖縄セルラー電話 (au)
S2 WiMAX、S3 Progreはドコモ版ともグローバル版とも仕様が異なるau独自モデルである。Note 3以降のモデルはグローバル版に最低限のローカライズが施されたモデルであり、ドコモ版とも大きな違いは無い。
ソフトバンク
グローバル版に最低限のローカライズが施されたモデルであり、ドコモ版・au版とも大きな違いは無い。
楽天モバイル
グローバル版に最低限のローカライズが施されたモデルであり、ドコモ版・au版・ソフトバンク版とも大きな違いは無い。
MVNO向け機種
グローバル版に最低限のローカライズが施されたモデルであり、ドコモ版・au版・ソフトバンク版とも大きな違いは無い。
タブレット
NTTドコモ
特記以外は全てドコモ タブレット。
KDDI・沖縄セルラー電話 (au)
ソフトバンク
Wi-Fiモデル
スマートウォッチ
フィットネストラッカー
デジタルカメラ
左右独立ワイヤレスイヤホン
Galaxy Note7のバッテリー問題
事故
2016年8月に米国や韓国で発売されたGalaxy Note7は、発売以降バッテリーの発火・爆発事故が相次いだ。同年9月にサムスン電子はリコール・交換を実施したが、交換後の機体でも発火や爆発事故が発生した。
Galaxy Note7は日本未発売の機種であるが、日本でも多く報道されサムスン電子のブランドイメージは悪化した。日本ではNTTドコモとauからの発売が確実視され、両社とも準備を進めていたとされるが、グローバルでのリコールにより日本での発表が見送られ、両社とも秋冬モデルの販売戦略を大きく変更せざるを得なくなったうえに、2015年8月にグローバル向けに発表されたGalaxy Note5の日本市場への投入が見送られたこともあり、日本においてGalaxy Noteシリーズの空白期を生むことになった。(※2017年からは、日本においても毎年Galaxy Noteシリーズが発売されている)
リコール
完全リコールの後、販売業者や空港などとの協力によって回収作業が進められた。また、公式オンラインストアなどでの購入者には、返送用の断熱ボックスや作業用手袋などが届けられた。
約300万台以上を販売したGalaxy Note7のうち、96%以上が返却された(2017年1月23日時点)。
調査
第三者の調査会社や、ケンブリッジ大学、UCバークレー大学、スタンフォード大学などに在籍する材料工学の専門家によるアドバイザーグループを交えて、背面カバーを外して充電したり、機能の1つである虹彩スキャナーに異常がないかどうかのチェック、サードパーティ製アプリをダウンロードして操作した上での操作のほか、組み立て工程、あるいは輸送の過程での端末にかかる負荷を検証するなど、様々な切り口でGalaxy Note7の調査を行った。また、調査にあたっては、サムスン電子のエンジニア700人が参加し、テストには20万台のGalaxy Note7と3万台のバッテリーを用いた。
原因
2017年1月23日に行われた「Galaxy Note7 Press Conference」にて、Galaxy Note7に関する事故原因と再発防止策が発表された。
およそ3ヶ月に渡る調査において、バッテリーに異常があることがわかり、発火の原因はバッテリーの設計、製造過程にあると判明した。また、採用する2社のバッテリーがそれぞれ別の部位でトラブルを起こしたということ��、本体設計の不具合ではなかったと結論付けられた。
A社のバッテリーでは、バッテリーケースが小さかったことに起因して−極の絶縁シートが変形したり、−極の先端がカーブしている部分にあるために、本来あるべき位置に配置されていないなどの「設計過程の問題」があったことが明らかになった。
また、B社のバッテリーでは、+極周囲の溶接��問題があったために発生したバリが絶縁テープとセパレーターを貫通したことに起因して+極のタブと−極が接触してしまっているなどの「製造過程の問題」があったことが明らかになった。
再発防止策
今後は、新たな安全性試験『8-Point Battery Safety Check(8項目のバッテリー安全性試験)』の導入、外部の学者や専門家からなる『Battery Advisory Group(バッテリーアドバイザーグループ)』の設立、より安全な電池・バッテリーを作るためにソフトウェアとハードウェアともに新たな設計基準を設ける『Multi-layer Safety Measures(多層安全対策)』などの実施等、再発防止策を徹底し、安全性に万全を期すことを表明した。
8-Point Battery Safety Check(8項目のバッテリー安全性試験)は、5つの検査を従来より厳しく、3つの検査を新たに導入したものである。バッテリーメーカーから納品された段階でバッテリー単体の検査(充放電検査、耐久性検査、外観検査、X線検査、分解検査、△OCV検査)を抜き取り形式で行い、組み立て過程においては、外観検査、△OCV検査、TVOC検査を全数で、充放電検査を抜き取り形式で行う。完成品では、充放電検査、条件加速検査をそれぞれ抜き取り形式で行うというものである。
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テレビCM / ウェブCM
ここでは日本において放送されたものについて解説する。
Galaxy S4
「Life companion」(2013年)
- 『Announcement』
デザイン、カメラ性能などを紹介。 - 『ドコモのツートップ(第1弾)』(ドコモ)
布袋寅泰の音楽をバックに、「ドコモのツートップ」としてGalaxy S4とXperia Aの2機種を紹介。 - 『ドコモのツートップ(第2弾)』(ドコモ)
2CELLOSがバイオリンを演奏する映像とともに「ドコモのツートップ」としてGalaxy S4とXperia Aの2機種の機能を紹介。
Galaxy S5
「そろそろ、次の世界へ。」(2014年)
- 『登場』
高いカメラ性能などをアピール。 - 『カメラ』
「今までにないものを撮ろう」をコンセプトに、海や空での撮影を通じて、カメラ性能や防水・防塵を紹介。
Galaxy S6 edge
「Next is now」(2015年)
- 『プロダクト』
Crystal Kayが歌う「THE LIGHT」とともに高級感あふれる商品を紹介。
Galaxy S7 edge
「どんな君も、逃さない。」(2016年)
- 『告白』
お互い好意を持ちながらも、地方と東京で離ればなれになってしまう幼馴染が、言いたくても言えなかった気持ちをスマートフォンで伝えるというストーリー。 - 『再会』
地元にいるはずの幼馴染が誕生日にサプライズで東京に現れるというストーリー。
「Rethink 常識を超える、世界基準スマホへ」(2017年)
- 『登場』
スタイリッシュな映像とともにアップテンポで商品を紹介。 - 『Blue Coral登場』
スタイリッシュな映像とともにアップテンポで商品を紹介。さらにドコモ、auからの「ブルーコーラル」カラー登場を紹介。
Galaxy S8│S8+
「昨日までを、超えてゆけ」(2017年)
突如、過去に飛ばされ、数々の時代を超えていくという内容になっている。以下はそれぞれの時代の概要。
- 『水神』(現代)
彼女にフラれて落ち込む龍守渡が、友人らと向かった時津湖。そこで渡を待ち受けていた運命とは。 - 『龍呼』(現代)
スマホをなくして家に帰った渡はふてくされている。その様子を見た父は、不意に不思議な舞を踊り出した。 - 『巨獣』(旧石器時代)
気がつくと、そこは見たこともない世界だった。孤独と不安のなか、渡は試練の旅を歩み出す。 - 『Yui meets Wataru』(※ウェブ限定ムービー)
メールで渡に別れを告げたユイ。しかし自分には渡が必要なのだと気づき、ユイは龍守家へ向かった。 - 『日食』(弥生時代)
父は渡を弥生時代に送り込んだ。闇に覆われていく世界で、渡は歴史上のあの人物と絆を結ぶ。 - 『永恋』(平安時代)
平安時代に飛ばされた渡。ある歌人との偶然の出会いが、渡の心を揺れ動かす。
Galaxy Note8
「できることは、もっとある。」(2017年)
- 『Galaxy Note8 テレビCM』
MOROHAのMCアフロがアップテンポで製品を紹介。楽曲は向井太一のFREER。
Galaxy S9│S9+
「感じたままを伝えるカメラ」(2018年)
- 『Coming Soon』
Galaxy S9の登場を通信キャリアの発表前に予告。
- 『スマホカメラの本気が始まる!』
MOROHAのMCアフロがGalaxy S9の製品のカメラ性能などを紹介。
- 『Galaxyのここがスゴイ!』(ウェブCM)
Galaxyの機能を細かく紹介。 もろんのんが出演する「Camera」篇、 山下歩が出演する「Performance」篇、 HiRA PARKが出演する「Entertainment」篇、 大関れいかが出演する「Playing」篇の4つのバージョンが公開されている。
Galaxy Note9
「The new super powerful Note」(2018年)
- 『登場』
LSDのThundercloudsに合わせて製品の特徴を紹介。 - 『ライフスタイル』
MOROHAのMCアフロが、Galaxy Note9がビジネスシーンやプライベートにどのような変革をもたらすのかを紹介。 - 『「あなたの番です」GalaxyオリジナルTVCM』
テレビドラマ「あなたの番です」とコラボし、Galaxy Note9のライブ手書き機能をアピール。 - 『「あなたの番です」GalaxyオリジナルWEB CM』(ウェブCM)
Galaxy Note9のライブ手書き機能をアピール。テレビCM版のロングバージョンとなっている。 - 『スマホあるある問題。』(ウェブCM)
5つのバージョンが公開されており、スマホの「あるある」をGalaxy Note9なら全て解決できるという内容。歌手の井上苑子や、Galaxyユーザーであるモデルの松井愛莉らが出演。
The Future
「スマホの未来は、どんな風にだって変えてゆける。」(2019年、Galaxy S10発売前)
- 『Galaxy Brand Movie:The Future』
「スマホの未来は、どんな風にだって変えてゆける。」をテーマに、スマートフォンとともに変わってゆく未来の様子を描く。スマートガラスに映し出される映像を観る少女、折りたたみスマートフォンを持つ女性、大画面のスマートミラーで服を採寸する男性、拡張現実やホログラムのようなもので臨場感のあるゲームをする大勢の人々などが描かれている。楽曲はドリス・デイのケセラセラ。
「スマホの未来って、こんなに楽しい。」(2019年9月〜)
- 『Galaxy:The Future–Olympic Games Version 30秒篇』
『Galaxy Brand Movie:The Future』のオリンピックバージョン。2020年東京オリンピックを控える日本限定で放送されている。スマートフォンとともに変わってゆく未来のスポーツの様子を描く。スマートガラスに映し出されるオリンピックの絵を観る少女、スマートフォンから登場させたホログラムのプレイヤーとバスケットボールをプレイをする男性、サーフィンをする女性をスタジアムの中から観る人々などが描かれている。楽曲はドリス・デイのケセラセラ。 - 『Galaxy:The Future–Olympic Games Version 15秒篇』
『Galaxy:The Future–Olympic Games Version 30秒篇』の15秒版。15秒版では、楽曲を大衆が歌っているイメージの30秒篇とは異なり、一人が歌う声が強調されている。 - 『Galaxy Brand Movie:The Future「東京2020オリンピックを、共に。」』
『Galaxy:The Future–Olympic Games Version 30秒篇』の映像の一部が変更され、「東京2020オリンピックを、共に。」のキャッチーが表示される。
Galaxy S10│S10+
「The Next Generation Galaxy」(2019年)
- 『Galaxy S10 | S10+ テレビCM』
製品をアップテンポで紹介。楽曲はRayelleの「Get Dat」。 - 『Galaxy S10 | S10+ テレビCM au予約キャンペーン』
『Galaxy S10 | S10+ テレビCM』と同じ映像の後、auでGalaxy S10シリーズを予約するともらえるGalaxy Buds、またYouTube Premium4ヶ月無料などの特典をアピール。 - 『Galaxy S10 | S10+ テレビCM docomo予約キャンペーン』
『Galaxy S10 | S10+ テレビCM』と同じ映像の後、docomoでGalaxy S10シリーズを予約するともらえるGalaxy Buds、またYouTube Premium4ヶ月無料などの特典をアピール。 - 『「あなたの番です」GalaxyオリジナルTVCM第2弾』
テレビドラマ「あなたの番です」とコラボし、Galaxy S10のワイヤレスパワーシェア機能をアピール。 - 『「ラジエーションハウス」GalaxyオリジナルTVCM 充電完了篇』
テレビドラマ「ラジエーションハウス」とコラボし、Galaxy S10のワイヤレスパワーシェア機能をアピール。鈴木伸之が出演。 - 『「ラジエーションハウス」GalaxyオリジナルTVCM 休日どうしようか篇』
テレビドラマ「ラジエーションハウス」とコラボしたCM第2弾。ワイヤレスパワーシェア機能をアピール。第1弾と同じく、鈴木伸之が出演。 - 『GalaxyオリジナルTVCM 「監察医 朝顔」 「大忙しの高橋!」篇』
テレビドラマ「監察医 朝顔」とコラボし、Galaxy S10のスーパー手ブレ補正機能をアピール。CM映像もGalaxy S10で撮影されている。 - 『GalaxyオリジナルTVCM 「監察医 朝顔」 「一度きりの夏」篇』
テレビドラマ「監察医 朝顔」とコラボし、Galaxy S10のトリプルカメラをアピール。CM映像もGalaxy S10で撮影されている。 - 『完全ワイヤレスイヤホン”Galaxy Buds”とYouTube Premiumをゲットしよう!』(ウェブCM)
Galaxy BudsのプレゼントキャンペーンとYouTube Premium4ヶ月無料をアピール。Galaxy Budsプレゼントキャンペーン終了後はYouTube Premiumの部分だけで放送。 - 『Instagram mode』(ウェブCM)
S10シリーズのイメージキャラクターに就任したKōki,が出演し、写真撮影後すぐにInstagramに投稿できるカメラモード「Instagram mode」をアピール。映像は、蜷川実花が手掛けた。メイキングも公開されている。また、このCMキャンペーンに伴い、蜷川実花が撮影したKōki,のワイヤレスパワーシェア機能をアピールするビジュアルボード「Share with Kōki,」がGalaxy Harajukuや対象のGalaxy Studioにて展示され、ワイヤレスパワーシェア機能を体験することができる。その他、Kōki,の直筆サイン入りグッズのプレゼントキャンペーンなども行っている。 - 『超広角カメラ』(ウェブCM)
Kōki,が出演するウェブCMシリーズ第2弾。ブランドスローガンとして掲げる「Do What You Can’t」を書道とS10シリーズの超広角カメラを用いて力強く表現。書道の監修は書道家の万美が行った。メイキングも公開されている。また、このCMキャンペーンに伴い、グランフロント大阪で開催されているGalaxy Studioにて実際にCMで使用したパネルの展示や超広角カメラの体験イベントを行っている。その他、書道で書かれた「Do What You Can’t」のロゴ入りオリジナルグッズのプレゼントキャンペーンなども行っている。
Galaxy S10│S10+ × TOKYO 2020
- 『Galaxy S10 | S10+ TVCM:Galaxyと応援しよう!『Galaxy 東京2020オリンピック観戦チケットキャンペーン』実施中!』
通常のGalaxy S10シリーズのTVCMの後、Galaxy S10シリーズの購入及び応募で大会における観戦チケットが1万2020名に当たるキャンペーンを実施することをアピール。「#TeamGalaxy」として紹介されたプロ3×3プレイヤーの落合知也、プロサーファーの前田マヒナが出演。 - 『Galaxy S10 | S10+ × TOKYO2020 WEB限定CM(30秒篇)』(ウェブCM)
2020年東京オリンピックのワイヤレス通信機器カテゴリーのワールドワイドパートナー(オフィシャルスマートフォンパートナー)となっているGalaxyがGalaxy S10シリーズの購入及び応募で大会における観戦チケットが1万2020名に当たるキャンペーンを実施することをアピール。出演は「#TeamGalaxy」として紹介されたプロ3×3プレイヤーの落合知也、プロクライマーの原田海、プロサーファーの前田マヒナ。 - 『Galaxy S10 | S10+ × TOKYO2020 WEB限定CM(70秒篇)』(ウェブCM)
30秒篇のロング版。同じく「#TeamGalaxy」として紹介されたプロ3×3バスケットボールプレイヤーの落合知也、プロクライマーの原田海、プロサーファーの前田マヒナが出演。 - 『Galaxy S10 | S10+ × TOKYO2020 WEB限定CM(落合選手篇)』(ウェブCM)
プロ3×3バスケットボールプレイヤーの落合知也が出演。 - 『Galaxy S10 | S10+ × TOKYO2020 WEB限定CM(原田選手篇)』(ウェブCM)
プロクライマーの原田海が出演。 - 『Galaxy S10 | S10+ × TOKYO2020 WEB限定CM(前田選手篇)』(ウェブCM)
プロサーファーの前田マヒナが出演。
Galaxy Note10+
「次世代レベルのパワーがここに。」(2019年)
- 『Galaxy Note10+:TVCM 予約受付中!』
製品の特徴をアップテンポに紹介。楽曲は、Club Yokoの「I AM」。予約受付期間中に放送。 - 『Galaxy Note10+:TVCM 発売中!』
製品の特徴をアップテンポに紹介。楽曲はClub Yokoの「I AM」。発売後に放送。ウェブCMとしても同じものを放送。 - 『Galaxy Note10+ でYouTube Premiumを楽しもう!』(ウェブCM)
Galaxy Note10+で利用できるYouTube Premiumの4ヶ月無料キャンペーンをアピール。
Galaxy Fold
「The Future Unfolds」(2019年)
- 『Galaxy Fold:TVCM au限定! 30秒篇』
高級感あふれる製品を紹介。「スマホの形を変えただけではありません。明日の形も変えました。」のキャッチーが表示される。楽曲は、「Pure Imagination」。 - 『Galaxy Fold:TVCM au限定! 15秒篇』
『Galaxy Fold:TVCM au限定! 30秒篇』の15秒版。 - 『Galaxy Fold:TVCM 発売中 30秒』
高級感あふれる製品を紹介。発売後に放送。
Galaxy × Tokyo2020
「Galaxyと東京2020に革新を」(2020年)
- 『Galaxy: Tokyo 2020 Fanfare』
ナレーションと共に、様々な日本のランドマークに呼応して様々な競技に挑戦するアスリートの姿をGalaxyのテクノロジーに重ね合わせて描く。2020年東京オリンピック・2020年東京パラリンピック、そして未来を切り拓いていく可能性を表現。最後には「世界シェアNo.1のGalaxyと東京2020に革新を。」のテキストが表示される。このCMの放送開始直前には、オリンピック大会だけでなく、パラリンピックについてもJOCとパートナー契約を交わしたことを正式に発表していた。2020年2月23日より放送開始している。また、短縮版をウェブCMとしても放送。
Galaxy S20 5G
「このスマホは、写真を変える」(2020年)
- 『Galaxy S20 5G:テレビCMドコモ予約キャンペーン!』
Galaxy S20ユーザー人が、特徴的なカメラ機能を使いながら撮影を行うシーンの中で、Space Zoomや8K動画撮影、5G対応などの機能をアピール。最後には、「とっておきの瞬間が見つかる。」というキャッチーが表示され、予約・購入・応募でGalaxy Buds+がもれなくもらえるキャンペーンをアピール。発売前に放送。
- 『Galaxy S20 5G:テレビCMau予約キャンペーン!』
Galaxy S20ユーザーが、特徴的なカメラ機能を使いながら撮影を行うシーンの中で、Space Zoomや8K動画撮影、5G対応などの機能をアピール。最後には、「とっておきの瞬間が見つかる。」というキャッチーが表示され、予約・購入・応募でGalaxy Buds+がもれなくもらえるキャンペーンをアピール。発売前に放送。
- 『GalaxyS20 5G:テレビCM 好評発売中!』
Galaxy S20ユーザーが、特徴的なカメラ機能を使いながら撮影を行うシーンの中で、Space Zoomや8K動画撮影、5G対応などの機能をアピール。最後には、「とっておきの瞬間が見つかる。」というキャッチーが表示される。発売後に放送。
- 『GalaxyS20 5G:テレビCM au購入キャンペーン!』
Galaxy S20ユーザーが、特徴的なカメラ機能を使いながら撮影を行うシーンの中で、Space Zoomや8K動画撮影、5G対応などの機能をアピール。最後には、「とっておきの瞬間が見つかる。」というキャッチーが表示され、購入・応募でGalaxy Buds+がもれなくもらえるキャンペーンをアピール。発売後に放送。
補足
- 近年ではテレビCM向けにGalaxyの製品CMだけではなく、「Galaxy Brand Movie」を放送している。これは、ブランドスローガンであるDo What You CantをテーマにGalaxyが描き出す未来やGalaxyがどのように人と繋がるかを描いた映像であり、年に数回グローバルで制作され、日本版でも改変は最小限に抑え、放送されている。
- 山﨑賢人、飯豊まりえなどが出演し、BUMP OF CHICKENが歌う主題歌でも話題になった「どんな君も、逃さない。(Galaxy S7 edge)」シリーズと「昨日までを、越えてゆけ(Galaxy S8)」シリーズのストーリーは繋がっており、事実上の続編となっている。しかし、Galaxy S9以降のCMシリーズでは続編がつくられていない。Engadgetのインタビューにおいて、サムスン電子の副社長であるイ・ヨンヒは、「日本でのマーケティングは難しい部分も多く、トライ&エラーを重ね様々なことを行ってきました。例えば昨年行ったTVCMのように日本向けにローカライズしたものを放送したこともあります。しかしそれらの経験から学んだことは、日本でもグローバルと同じマーケティング展開を行うほうが効果があるだろうということです」と発言していることから、グローバルと同じ映像を使ったCMのほうが効果があると判断し、放送しているものとみられる。
- 近年、GalaxyのフラグシップスマートフォンやGalaxy Wearableなどでは「公式紹介映像」が公開されている。この映像は基本的にCMとしては使われないが、ウェブCMとして放送していることもある。
- Galaxyがスポンサーを務めるテレビドラマ番組では、劇中で登場人物がGalaxyスマートフォン、タブレットを使用している。ドラマによっては、タイアップCMを制作・放送している場合もある。また、スポンサー番組のないテレビ朝日などのドラマでも持道具協力として表記されていることがある。その他、テレビ朝日主催のイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」では、アトラクションにGearVRを提供したり、世界水泳のブーススポンサーとして参加した例がある。
提供番組
- TBS系列(JNN)
- 原宿ネストカフェ→7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート(初期のごく一部まで) – GALAXY Note名義(2012年11月17日分放送以降はGALAXY Note II)でスポンサーとなっている。原宿ネストカフェでは使用される場面があった。
- この差って何ですか? – 番組本編終了後のヒッチハイクと番組コラボCM(題名は「Galaxy×この差」)を放送。
- フジテレビ系列(FNN)
- 月9ドラマ (2019年4月〜)- 60秒。2010年春の番組改編から続いた同業者のNTTドコモから引き継いだ。Galaxyが月9ドラマのようないわゆる「ブランド枠」のスポンサーになるのは初めてである。キャリア製品のCMについては、2019年3月まで提供していたNTTドコモの製品のみ放送。作品によっては、コラボCMを放送する場合あり。
- 火9ドラマ(2016年10月〜2019年3月) – カラー表記。
- VS嵐
- ショムニ2013 – GALAXY S4名義でのスポンサーとしてだけではなく、番組とコラボレーションしたCMが放送されていたり、番組内でも使用されていた。またフジテレビの他の番組などにも提供していた。
- 日本テレビ系列(NNN)
- タイムCM以外にスポットCMの放送もしており、ニュース番組、バラエティ番組など多岐にわたって放送されている。
ウェブ広告
ウェブ広告はGoogle Adsを通して主にフラグシップシリーズ、ミッドレンジシリーズ、またゲームなどとのコラボレーションや特典について宣伝する内容のものが配信されている。また、ウェブ上での動画広告はYouTubeを通して配信されている。
街頭広告
都市圏の主要な駅構内や外壁、またその周辺などに主にフラグシップシリーズのGalaxyスマートフォンの広告を設置している。
脚注
[脚注の使い方] |
関連項目
外部リンク
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公式SNS
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